「仕事のミスが頭から離れず集中てきなくて余計に失敗する」これ発達障害あるある

失敗が頭から離れない発達障害あるある 仕事

発達障害の人間に、仕事中のミスはつきものだ。

私が仕事で失敗するのはしょっちゅうだが、ミスするだけならまだしも、失敗してしまったことにショックを受けて動揺してしまう。

「またやってしまった…」とか「どうして失敗しちゃったんだ」と、失敗という結果が頭から離れず、その後もずっと考え続けてしまう。

これが実によくない。

私のようなネガティブ思考の人間は、過去の失敗を延々と引きずってしまいがちだ。

「また失敗した…気をつけていたはずなのに失敗した…なんで上手くできないんだろう……」

悩むという行為に脳のリソースを奪われてしまい、結果として、注意力が散漫になってまた失敗

そしてまた悩んでまた失敗するという悪循環に陥ってしまう。

普段から失敗ばかりの発達さんなら、失敗することに慣れてるんじゃないか?と思われるかもしれないが、常にダメージを受け続けているメンタルは、打たれ弱くなる一方だ。

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生真面目な人間ほど失敗が頭から離れない

真面目な性格の発達障害者は特にこうした仕事の失敗によって、生きづらさを感じているだろう。

適当に仕事をしている人なら、失敗しても別に適当にやってるだけなのでショックなんて受けない。

けれど、真面目にやっているのに、発達障害のせいで失敗してしまう人は、失敗を適当に受け流すなんて器用な真似ができない。

さらに、真面目ゆえに悩み始めると、悩むという行為に集中して、悩みをどんどん深堀りしてしまうのだ。

器用な人は失敗をしたとしても「失敗した→次は気をつけよう」で終わらせることができる。

しかし私たちのような生真面目なくせに不器用な人間は違う。

「失敗した→ああ自分はなんて駄目な人間なんだ→そういえば前にも同じ失敗をした→きっとまた失敗する→なんで同じことを失敗してしまうんだ→自分には欠陥あるんだ→………」

と悩みをどんどん拡大させてしまい、終わらせることができない。

本来なら失敗した箇所を改善させるだけでいいのに、重く重く考えてしまうのだ。

緊張が仕事の失敗を引き起こす

失敗をしても何も反省しないというのは問題だが、反省しすぎるというのもまた問題なのだ。

「また失敗するかも」という不安や苦手意識のせいで、必要以上に緊張して頭の中が真っ白になってしまい上手くできない、なんてことになる。

不安と緊張の中で常に張り詰めた状態でいるのは精神的にも疲れるし、失敗が恐くなって仕事に対して逃げ腰になれば、事態が良くなることなはない。

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ときには失敗を発達障害のせいにすべき

真面目な人は、発達障害であることを含めて「失敗するのは全部自分のせいなんだ」と考えてしまうだろう。

でも考えてみてほしい、別に私たちは好きで発達障害になったわけではないのだ!

生まれてみたら発達障害なんて罰ゲームがくっついた状態で人生スタートしちゃってただけなのだ。

いわば、普通の人が身軽に歩いている道を、私たちは重石を背負いながら歩かされているのも同然である。

そんな理不尽を生真面目に背負い込みながらこの先ずっと生きていかないといけないなんて、考えるだけでもやってられない。

発達障害という負債は自分の責任ではない!という考えも必要だと私は思う。

仕事で失敗したときも、自分なりに注意して努力して、でもやってしまったことであれば「発達障害のせいだからしゃーない!」ぐらいの考えでもいいと思うのだ。

周りの人たちにすれば、どっちにしろ「お前のせい」という目で見てくるのだが、自分まで「私のせいだ」なんて考えてたら病んでしまうのは必然である。

自分を守るためにも、責任を発達障害のせいにするというのは必要である。

つまり、失敗したときに受け止める責任を分散するのだ。

実際に責任を問われるのは自分なのだが、自分の中では「自分」と「発達障害」という二つの存在に責任を分散するのだ。

生真面目な人間は、失敗したら全部自分のせいだなんて考えて、不安でガチガチに緊張しながら仕事をするよりも、こうして気楽に考えたほうがリラックスできるぶん、結果として失敗が減るはずだ。

けど元々不真面目な人がこれをやると、全く成長できなくなるので要注意。

あくまでも、真面目な人間が頭を切り替える手段として考えてほしい。

コメント

  1. 手掴みンゴ より:

    気が楽になりました。ありがとうございます!

    • ぼんた ぼんた より:

      返信遅くなりました。
      この記事が役立ってくれたなら幸いです。