「もう1年経ったのか、早いもんだなぁ」と、もはやブログの更新が年の瀬を告げる行事みたいになっていますが、みなさんはこの1年いかがお過ごしだったでしょうか?
私はあいも変わらずギリギリの人生をノラリクラリと生きております。
さて、この時期になると寒さが身に染みます。みなさんは私の精神面がいささかアレだということはすでにご存知でしょうが、実は私、他にも困った症状を患っておりまして、その名も「気温が下がって寒くなったときに体温が上がると体中が痛くなる病(自称)」でございます。
これがどういう症状かといえば、名前の通りなんですが……例えば、秋冬にかけて気温が下がったときに外を歩いていると、最初は寒くてもだんだんと体が温かくなってきますよね? そうすると、なぜか私は体中が「チクチク」と針で突かれたような痛みに襲われるのです。いや「ビリビリ」と電気を流されるような感じというほうが近いのか、ともかく「痒い」とかいうレベルではなく、明確に「痛い!」と実感できるレベルです。なのに、服を脱いでも湿疹なども見られないし、とても謎です。
ちなみにこれは幼いときから悩まされている症状で、しかし、こんなの人にどう説明すればいいかも分からないし、周りでそんな症状になっている人は私は見たことがなかったので、しょうがないことだとずっと放置していました。
しかし先日、予防接種で医者にかかったところ、ふと先生に「じつはかくかくしかじかで、昔からこのような症状に悩まされてるんですけど、なにかわかりますかね?」と訪ねてみました。
私も一時期はネットなんかで調べたりもしたので、いちばん近いのは「寒暖差アレルギー」とかじゃないでしょうかと聞いてみたんですが、先生の回答は──。
「う〜ん、わからんね! 長年医者をやってるけど、そんな症状聞いたこともないよ」
でした。まあ、期待してませんでしたけどね。
続けて先生はこうおっしゃいます。
「それは病気ではなく、そういうものだと受け入れて深く追求しないほうがいいよ。調べても答えはでない類のものだから。おそらくキミの体はそういうふうに出来ていて、普通の人とは構造が違うんだろうね」とも。
そこで私は、先生の言葉に失望するわけでもなく、むしろ、すごく納得できました。
なるほどそうか、普通の人とは「構造」が違うのか。
この「構造が違う」という言葉は発達さんな私にとてもすんなり入ってきました。
普通の人とは頭の構造が違う、普通の人とは精神の構造が違う──。
それはもう、これまでの人生で嫌というほど実感してきたことですからね!
精神どころか体の構造まで違うっていうのだから、いったい何なんだと思いもしますが、私はもう、この症状について調べたりはしません。
「構造が違うんだからしゃーない」と考えるほうがラク
つまりはそういうこと。いくら悩んだところで構造が違うならどうしようもないし、下手に悩んだりするよりも受け入れたほうが、なんぼかマシというものです。
むしろ、構造が違うことに気づかず、自分は普通の人と同じなのだと思い込んでズタボロになっちゃう方が怖い。
世の中はこんなにも不条理に満ちており、されど私達は生きねばならない。
らくにいきましょう。らくにね。
というわけで、今年の更新でしたとさ。
おーしまい。
コメント
今年も見れることができて安心しました。
もはや年末行事ですヨ
ぼんたさん、あけましておめでとうございます。
恒例の?年末ブログ更新、楽しみにしていました。昨年一年もお疲れ様でした。
仰られるように、自分と他者を比較して落ち込むよりも、自分の構造や特性を理解し、自分自身が疲弊して潰れないようにすることって大切ですよね…。自分も気を付けたいです。
ぼんたさんは、寒い時期に運動等の体温上昇に伴い身体に痛みが出るとのことで、今は辛い時期と思われますが、無理なさらず、お大事にしてくださいね。
あけおめです。自分の体はつくづく厄介な構造をしているなぁとげんなりしつつ、これからも無理せずノラリクラリといきましょうかネ
ぼんたさん、いつもお世話になっております。
(私自身初めてコメントさせて頂きます)
今年も記事を読むことができて嬉しいです。
いつも惹き込まれる文章を書かれているので尊敬しています。
辛いことが多い人生ですが、今年もお互い気張らずに人生やっていきましょうね!
どもどもでス。年刊ブログなのに忘れず見てくれてる人がいるのはありがたいですネ。
今年もぬるっと生きまショウ。